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To the next generation 01設計チームの主張

好きなことに専念できる喜びやったことで人が喜ぶ喜び

「やったろうやないかい」

Legend

技術部
取締役執行役員

浦林 富男

昭和28年生まれ、現役の技術者です。プライベートでは還暦野球チームに所属しています。子どものころから機械いじりが好きで、工業高校を卒業後、尼崎の工場でベッド研削盤を任され、工作機械の加工、修理等の仕事に就きました。オイルショック後、医療機器の会社にもお世話になり、設計を学んだのは3社目です。NCもないアナログな時代でした。小さな会社で分業もなされておらず、機構設計のみならず、小規模ながら電気設計もやりつつ、現場での加工や組立作業も経験しました。今につながる大事な下積み時代です。CADを覚えたのは大平製作所に入社してからです。かれこれ20年も前の話です。何でも屋であることを買われて、当社では主力製品以外の、特殊な製品を任さることが多かったように思います。たとえばワイヤーを曲げた後、その部品を二次加工する機械が欲しいとか、お客様のご要望に基づいて特定の部品向けの専用加工機を作るとか。それをゼロから考えて設計して物作りまで面倒見る、いわば浦林商店です。いつぞや技術部長を仰せつかり取締役になっておりますが、気持ちは万年青年、死ぬまで技術者でいたいと思います。

私の矜恃

自分の考えた機械が世の中の役に立っている、それは子どもにも孫にも自慢できることです。大平製作所の強みは、できないことを相談されるという点。他に相談をもっていって断られたことでも大平さんならなんとか取り組んでくれる、そう言っていただけるところじゃないでしょうか。もちろん、そういう時は、そんならやったろうやないかい!と気張ります

レジェンドからホープへ

JIS通りの図面が正解じゃないんですね。検定に出したら100点かもしれないけれども、現場には現場のノウハウなり流儀があるんです。設計だけやってたらだめなんです。うちの製品にはいろんな要素がある。モーターもある、エアもある、油圧もある、電気もサーボも。かつてはロボットの講習を受けてプログラムを作成し実際に納めたこともあります。大平製作所は自由な会社。自分が望めば、なんでもできるんです。何でも貪欲であって欲しい。失敗してもくじけず、何かを犠牲にしてでも、これでもかこれでもかと、しつこく頑固に !!

お客様の喜ぶ機械を想ってデザインします。

Hope

技術部

坂本 繁生

1976年生まれ、私も昭和の人です。絵を描くことが好きで、工業高校卒業後、専門学校で製図を学び、1997年大阪阿倍野の設計会社にて社会人デビューしました。リーマンショックを契機に転職活動をし、2009年に大平製作所に入社しました。当社に暗い影が押し寄せてきたのはその後ですが、転職理由がメーカーで設計がしたいということでしたので、私は「石にしがみついても」という思いから当社で頑張ることにしました。当社は様々な特許を取得しています。そして今もなお吸収することはたくさんあります。浦林さんによると現相談役(先代社長)からは、「お客さんに喜んでもらえる機械を作って行こう」と毎度諭されたそうです。そのためには、設計部もそうですが、各部署一丸となって良い製品作りに注力しなければなりません。浦林さんも言っていますが、図面だけ描いていてはダメなんです。現場に降りて、機械が完成するまでの過程を肌で体験することが、設計に生きてくるものなのだと、大平製作所に入って学びました。色々なことに積極的に取り組み、良い機械を作って行かなければならないと痛感しています。使う人が使いやすいと言ってくれる機械を設計し、お客様にも会社にも必要とされる、そんな存在になりたいと思っています。

一緒に仕事がしたい人

設計する上で知識はもちろん必要ですが、どんな機械を作るのかをイメージできるか、そしてそのイメージを図面化し、形にできるかが一番大事です。積極的にものごとに取り組み、失敗してもめげずにトライし続ける強い気持ちを持っている方、明るく元気な方と一緒に仕事をしたいです。